HD PENTAX-DA☆11-18mmF2.8ED DC AW ユーザーレビュー

スターレンズ特有の金環がとてもかっこいい。毎日眺めていても飽きない。所有している喜びを噛みしめている。

DAレンズといえど、スターレンズなので、やはり多少の重さは感じる。レンズが太く、フードが大きい。そのため、カメラバッグによっては、取り出しに手間取るかもしれない。

ズームリング・ピントリング共に動作がスムーズで、快適である。フォーカスクランプが大きく、暗闇でも操作しやすかった。

木を撮影すれば、枝の先まで解像し、岩礁を撮影すれば、岩の質感までしっかりと再現する。非常に満足できる解像感であった。

一部条件下において、ゴーストやパープルフリンジがまれに発生する。一概にレンズのせいとは言い切れないため、レンズフィルターによる影響等を吟味する必要があると感じた。

滑らかに綺麗にボケていると思う。このレンズでは、ボケを生かした撮影はほとんどしないと思うが、意図してボケさせる時でも妥協のないボケ味で安心できる。

非常にレベルの高い優等生といった印象。妥協のない画作りで、満足感が高い。

ストレスのない速度のAFで満足している。

さすがの一言。雨に打たれても故障する気配がない。

レンズが発売されるまでの、長い時間を待つだけの価値を感じることが出来た。レンズロードマップのDA標準ズームが、新規格スターレンズだとするならば、期待できると感じるほどの高い完成度であった。

違和感を感じることなく自然とボディに馴染むデザインです。K-3・kr・k-70につけてみましたがどの機種でもマッチしました。

現在使用している他社の10mmのレンズより堅牢な作りのため安心してカバンに入れておけます。また広角ズームのわりにレンズ自体もコンパクトなので気軽にいろいろな場所に持ち歩くことができます。

フォーカスクランプ機構が非常に役にたちます。星撮影時のピント固定を今まではマスキングテープを使用しておりましたが、貼る時にピントリングにあたってしまいピントがズレたり、貼り付けが甘くレンズヒーターを巻いてる途中に動いたりしていたのが、カチッと動かすだけで固定されるので安心して撮影準備の続きができます。また、ピントリングが少し重めなのでリングが回りすぎることがなくピント合わせがしやすかったのも良かったです。

開放からシャープに写ります。11mmで撮影したものも隅まで解像されておりました。ただ、18mmの方が解像感は良いように思いました。

以前、夜景を撮影した時にライトの明かりのせいでフレア出た場所で撮影してみましたが、このレンズではそのフレアが出ずに気持ちよく撮影できました。

あまりボケに注視しておりませんでしたが猫を近撮した時に、部屋の壁や置物等が思ったよりなめらかにボケているのを見て使いようによっては面白い表現ができる可能性のあるレンズだと思いました。

広角ズームレンズなのに嫌な感じでの歪みがあまり感じられないので建物などの構造物に向いていると思います。星を撮影したところ隅の方はコマが出ておりますが、他社製の10mmレンズより流れが少なく全体的にスッキリとした星空が撮れます。広角ズームレンズにしてはパープルフリンジは少なめだとは思いますが気になる人は気になると思います。

室内で猫を撮影してみましたが、そこそこ動くにも関わらずピントの食いつきは良かったです。

AWなので安心して霜がおりる環境に持ち出せます。ヒーターを巻く用のミゾもありそのあたりはよく考えられているなと思いました。ただ、金属なだけあってよく冷えます。レンズヒーターを巻き忘れたら…少し心配ですね…

建物、夜景、星、鳥、風景、猫…等々を撮影しましたが「向いてないな」と思うことがありませんでした。線が細かくそして隅々までしっかりと写るのでこのような描写が好きな方には本当に使いやすいレンズです。

スターレンズらしい質感と重厚感でカメラに装着したときに他のレンズとは違う満足感があります。

レンズの性質上、太さや重さが増大するのは避けられないでしょうが、ほぼ想定通りでよかったです。フィルター経82mmはフィルター代金的に痛いですが。

ズームリングも適度に重くて無用な動きをしないのは良いと思います。フォーカスリングもゴリゴリせずになめらかに動きます。CLAMPはとても便利です。星空でのピント固定のみならず、その他の分野でも三脚を使ったピント固定の長時間露光の撮影にもピントズレの不安を解消してくれます。ONにすると自動的にカメラ側がMFになるのも良いです。無限∞部分の幅がとても広く、星空を撮影する際のピントの幅が広く出来ますが、超広角故にライブビューの鮮明さやバリアングルなどボディ側にも優れた性能や使い勝手が求められるかと思います。

等倍まで拡大しなくてもパソコン上でのパット見の確認で「あ、きれいだ」と思えるほど良いです。その場の透き通る空気感をとても再現できていると思います。今のところ色彩やコントラストは濃すぎずクセの無いあっさり目なのかなという印象です。

多くの場合は問題ありませんが、夜景撮影の際に街灯など強い光源をフレームの中に入るか入らないかのところに配置すると、長い線状のゴーストが斜めに入ることがよくあります。

あまりボケを活かした撮影をする機会の少ないレンズですが、標準ズームなどより寄れるので開放で撮った際は背景がボケたいい感じの写真になりました。

三脚に固定して絞り込んでじっくり撮影すると隅々まで解像するとても鮮明で繊細な写真が撮れる凄いレンズです。画質に関してはこのクオリティならAPS-Cでもいいじゃんと思えます。星景撮影ではアストロトレーサーを活用しても広角側で流れやすいかなと思います。

AFの速さを活かす撮影機会は少ないレンズですが、DCも静かで早く、実用上の不満はありません。

低温下ではマイナス5℃程度くらいまでしか試せていませんが、雪まみれになっても問題なく動作しました。登山中の撮影で雨や雪になろうとも安心して使えるレンズです。ただ18mmにしているときにレンズ交換しようとすると後玉の周りに隙間ができるのでそこから異物が気になります。

発売まで長い間、待った甲斐がありました。重さと大きさが許せるならPENTAXにおいて、風景や星景撮影などアウトドアフィールドで超広角による撮影機会が多いのであれば持っておくべきレンズと言えます。

通しF2.8のAPS-Cなので、このサイズこの大きさは仕方ないですが、DA★レンズの持った感じの高級感等も引き継がれており、また細かいところですが、フードの取り付け部が従来の★レンズより厚みが増していますかね？DA★60-250のフードの取り付け部を割った事もあるので、ここの強度が増しているのはとても良いと思います。

DFA15-30の大きさと重さに躊躇していたので、それより小さいのは大歓迎です。またK-1IIを入手してから改めてAPS-Cのサイズ感が性能画質的にもいい落とし所な事に気がついたので、最近とても気に入ってます。要所要所で使い分けていきたいと思います。

クランプスイッチは面白いのですが、元々のAFMFスイッチと2つ、ボディも入れたら3つ。慣れるまでちょっとややこしいと思いました。また、クランプスイッチがONの時にボディではMF表示になるのも、最初戸惑いました。ピント・ズームのリングは重さがあり、ふとした瞬間にズレる事が無さそうで安心です。

コントラストの落ちやすい場面、逆光・後ろから来る街灯、他からの乱反射、明暗差、その辺りはとても良く処理が出来ていると思います。この辺りはPENTAX DAレンズ伝統のヌケの良さコントラストの良さ、性能を落すわけには行きませんからね。

相変わらずの耐性の良さです。また夜景等では変に出ないので安心して使用する事ができます。昼間、真正面に雲に隠れた太陽の下、白い雪面に暗い色の服でもしっかりとしたコントラスト、雲間に見える青空、それでいてゴーストも出ていない。

解像度を上げるとボケ味が悪くなったり変な輪郭が付いたり、個人的には「ボケが、ザワ・ザワ」と言ってるのですが、そんな緊張感のあるボケ味では無く、それと言って嫌味にもならず、折角f2.8通しなのだから、ボケ味も拘ろうという感じを取れました。

HDコートは「四隅の描写が良い」と思っていたのですが、このレンズも例に漏れず四隅までしっかりとした描写で、08 WIDE ZOOM並の安定感はあります。高画質になるとパープルフリンジも出やすくなると思うのですが、ギリギリの落とし所を見つけた感じがしました。

広角なのでスピードより正確性で、これで良いのでは無いのでしょうか。移動量も多くも無く少なくも無く扱いやすいです。また、ジワジワと動かせるピントリングへの適度な重さと滑らかさ、「この価格帯でピントリングの重さこだわるDA50mm」をやってるので、当然と言えば当然ですね。

気温マイナス、雪が降ったり止んだりのスキー場でも問題なく動作し、また低温でもズーム・ピントリングの重さも変わらず、WRも一段上のAWの防水防滴性能で防滴ボディと併せて、安心して使用できると感じました。

DFA15-30では大きく重いし、DA12-24では防滴じゃないし古そうだし、と見送り続けて、先にフルサイズK-1が出てしまい、ようやく出てきたこの一本、街に待ったレンズです。

従来の☆レンズのデザインを踏襲しながらも、グリーンのラインが落ち着いた色調で上品です。

超広角で明るいレンズですが、前玉を含めコンパクトにまとまっていると思います。ただ現行のAPS-C機ボディより、K-1シリーズで使うのがバランスがよいと思います。

ピントリング、ズームリングの回転角が適切でストレスなく撮影に集中できます。レンズフードの脱着も節度感があります。

最新の光学設計でもあり、画像の周辺部まで満足できる画質と思います。ペンタックスのレンズらしいヌケのよい描写だと思います。

普段の撮影では逆光でも問題はありません。画面に太陽等の強い光源がある場合には、ゴーストが出る場合がありますが、作画に利用できます。（笑）

超広角レンズなので積極的にボケ味を生かすような場合は少ないと思いますが、所謂うるさいボケではないと思います。

スターレンズの名のとおり、高画質でとても満足できるものです。広角ズームレンズで撮影した画像の周辺部は少し甘くなるものという認識が見事に覆りました。（笑）

AFの性能は、カメラボディの制御によるものもあるので、レンズ単体では難しいとは思いますが、AFの速さ精度ともにリズムよく撮影できるものだと思います。

従来どおり、シビアなアウトドア環境でも安心感があります。

HD PENTAX-DA☆11-18mmF2.8ED DC AWを購入以来、実はAPS-C機よりK-1(Ⅱ)で使用する機会が多いです。クロップ撮影はもちろんですが、フルフレームでもファインダーでケラレを確認しながら撮影を楽しんでいます。（ボディとのバランスがよいということもあります。）つまり私にとってはスナップや風景撮影で、HD PENTAX-DFA☆15？-18mmF2.8ED DC AWとしても使える一粒で二度美味しいレンズなのです。（笑）

スターレンズはDFA*50に続き二本目ですが、DAとDFAの違いはあれど新世代スターレンズに相応しいしっかりとした作りだと思います。新しいDA*のバッジも格好よく所有欲を満たしてくれます。

DAレンズにしては重く太いです。ただし、長さはさほどでもないのと、重さのバランスについてはDAレンズということもあり、K-3に装着した際のバランスは良いです。買ってすぐに長崎でK-3につけて一日中彷徨いましたが、取り回しは悪いとは感じませんでした。ですが、DAレンズにしてはやはり重たいです。性能優先ということでスターレンズはこの路線で良いと個人的には思っています。

ピント、ズームリングのパターンは指掛かりもよく操作しやすいです。フォーカスクランプは星景撮影にはかなり便利だと思います。

DA12-24に比べると大幅に良くなったので驚いてます。収差による解像感の低下が見受けられず。キレッキレの解像感が味わえてかなり新鮮でした。コントラストが高くて抜けの良いクリアな描写に大満足です。

DA12-24との比較になりますが、かなり意地の悪い撮影をしてもゴーストはそこまで派手に出ません。流石に浅い入射角で太陽光が入ると出ますが出ないほうがおかしいような条件なので逆光耐性は良いと判断しています。

開放F値2.8の超広角レンズなのでそこまでボケ味のことは考えていませんでしたが、寄れることもあり、そこそこボケます。ボケ味も汚さはなく綺麗なボケ質だと思います。

新世代スターレンズの実力を味わえる良好なレンズです。すべての性能がバランスよく高く満足です。KマウントだとDA12-24との比較や買い増しになると思いますが、DAレンズであること焦点距離が近いことが共通点としてありますが、それらを除いて完全に別の世界のレンズだと思います。

DCモーターを採用しており、DA12-24のボディ内モーターの音に慣れていると静かで良いです。また、サクサク動作するのでAFでストレスは感じませんでした。

撮影中、突然の雨や霧などに出くわすことがありますので、AWがあると安心感が違いますのでありがたいです。特にKマウントは撮影が主で出かけるときに使うので、折角持ち出しても悪天候で断念となるのとならないのでは違いますね。

性能的には文句なく良く、防塵防滴性能を持つレンズですので、撮影機会を逃しにくいという意味でも超広角ズームを使いたい方にはぜひオススメしたいレンズです。

スターレンズたる金のリングが光る、実用性を重視したシンプル過ぎないデザインは、流行とは異なるかもしれませんが、突き詰められたカッコよさを感じます。

さすがに小さくて軽いとは言えませんが、特筆して大きいわけでも重いわけでもないと思います。レンズフードは逆付けしているとよく引っ掛かることがあるので、外して持ち歩いたほうが取り出しがスムーズかもしれません。

さすがに考えられたデザインだけあって、操作性は抜群です。フォーカスリングも程よい幅で、クランプ機能が非常に使いやすい。ワイヤータイプのレンズヒーター用のくぼみも使ってみればなる程スマートで便利です。

広角レンズにありがちな各収差はちゃんと抑えられており、素晴らしい解像感です。クリアで気持ちの良い色の広角レンズは撮影していて本当に楽しくなります。

フレアは良く抑えられていますが、若干ゴーストに弱い印象です。このレンズに限らず、やはり超広角レンズでは光源の位置をうまく調整する必要があることに変わりはありません。

ボケ味もきれいなレンズです。さすがにとろけるような甘美なボケ味、というわけにはいきませんが、解放のボケを活かした撮影が可能な、自然なボケ味を持っています。前より後ろが好みです。